理 念

合成薬品製造学研究室(竹内・西岡グループ)は,2名の教員(竹内,西岡)が共同研究をしており,実験室,器具等は共同で利用しています。教員間で合意が得られた意見を議定書としてまとめました。この議定書案は,年度始めに学生を含む全員に提案され,全員の承認を得た正式な議定書となりました (2013/4)。現在は,本議定書を憲法として,研究室の活動が行われています。

研究室議定書( 2013 )
Protocol of Synthetic Medicinal Chemistry
2011/04 Proposed by Y. TAKEUCHI

【1.組織・理念】
【1.組織・理念】 1-1.本組織は,岡山大学大学院医歯薬学総合研究科創薬生命科学専攻医薬品科学講座の合成薬品製造学研究室(Laboratory of Synthetic & Medicinal Chemistry)竹内・西岡グループとする。
1-2. 研究室(以下,本研究室とする)の代表は,竹内とする。
1-3. 本研究室の教育・研究・運営等の理念は,以下とする。
1-3-1. 学びたい(研究をしたい)者が学べる(研究できる)環境作りを最優先とする。
1-3-2. 明文化によって,研究のエビデンスや責任所在を明確にし,責任感意識の向上に努める。
1-3-3. プレゼンテーション・コミュニケーション能力の向上に努める。
1-3-4. 人として,科学者としてのモラルと,「ものつくり」への誇りを持つ。

【2.教育・研究】
2-1.発表会
研究や学習にとって,発表することおよび発表を聴くことは,最良のモチベーション向上に繋がる。本研究室では,次の発表会を実施する。大学院生は,年1回は,学会・シンポジウムへの発表を目指し,効率的に実験を行うことを最低限要求事項とする。
2-1-1.他研究室との合同発表会として,卒論・修論中間発表会(POC)および卒論関連発表会を行う。
2-1-2.各種の発表に対する練習会の開催の必要性の有無は代表が決定し,基本的には全員参加とする。個人発表(卒論・修論・博論)に関しては,練習会の前に学生のみによるプレ練習会を開催するものとする。
2-1-3.実験ノートあるいはデータのまとめ(昼食は除く)以外で居室を使用することは禁止する。
2-2.セミナー
セミナーは,情報報告会ではない。新しい知識を得る価値を見出す他に,英文読解能力,データ処理能力,および,プレゼンテーション・コミュニケーション能力向上のためのトレーニングである。本研究室では,以下の定期セミナーを実施する。
2-2-1.文献セミナー 
■ 本セミナーは,卒業研究準備実習(薬学科4年次),卒業論文実習(薬学科5,6年次),応用薬学研究演習(創薬科学科4年次),創薬生命科学セミナー(大学院前期1年次),および課題研究(大学院後期1年次)の対象授業である。
■ 世話人は,西岡とする。発表者は,世話人より,電子掲示板「合成日記」から通知される。
■ 大学院学生、薬学科6年次生の発表内容は,実験の部を含む英語の化学論文から,各自が選択し,プリントに纏める。発表・説明時間は,1時間以上とする。1時間未満の発表や,プリントを読むだけの発表は,やり直しとなる。
■ 薬学科4、5年次生、創薬科学科4年次生の発表内容は,天然物の全合成のうち,指定された1行程について反応機構を含めて板書する。
■ 原稿は,前日に研究室員全員へ配付する。ただし,板書の場合は不要。
■ 原則として,当該月奇数日の月曜5時限(16:15)から,中講義室で行う。
■ 学部生→修士1年次→修士2年次 →博士課程の順に,発表内容について一人1回の質問することが課される。これ以外にも,自主的な活発な質疑応答を期待する。
2-2-2.実験セミナー
■ 本セミナーは,卒業研究準備実習(薬学科4年次),卒業論文実習(創薬科学科4年次,薬学科5,6年次),創薬生命科学特別研究(大学院前期1年次),および課題研究(大学院後期1年次)の対象授業である。
■ 世話人は,西岡とする。
■ 資料は,プリントに纏め,開始時刻までに人数分を揃える。
■ 原則として,当該月偶数日の月曜5時限(16:15)から開始する。
■ 発表内容について一人1回の質問することが課される。これ以外にも,自主的な活発な質疑応答を期待する。
2-2-3. 有機化学対策セミナー
■ 世話人は,西岡とし,研究室配属初心者を対象にした有機化学問題を中心に解説・演習する。
■ 本セミナーは,応用薬学研究演習(創薬科学科)および大学院有機化学演習I(大学院前期1年次)の対象授業である。
■ 原則として,毎週金曜4時限(14:30)から開始する。
2-2-4.自主ゼミ
■ 世話人も含めて,学生のみで企画・実施を行う。
2-2-5.代表セミナー
■ 代表が直接の指導者である学生においては,週1時限(90分)を担保し,研究指導に当たる。
■ 代表が直接の指導者でない学生にあたっては,他担当グループ単位で週1時限を担保し,プレゼンテーション・コミュニケーションを中心とした指導に当たる。

【3.管理・運営】
3-1.文献セミナー終了後に,全体会議を行う。議題内容,発表者については,前回の会議終了後に代表から通知される。本会議での決定は,本研究室での最高決定事項とする。
3-2.教室の管理・運営の中で,学生の受益に直接関わるものについては,統括する班を置き,それぞれの班には,責任者(学生)を置く。
3-3.代表は,責任者を指名・更迭し,責任者が,人事も含め,班の活動を統括する。
3-4.責任者は,文献セミナー後の会議で要請に応じ,各部署の活動方針および結果を協議・報告する。